概要と特徴 - 携帯・スマホ対応の国産CMS 「AD-EDIT3」公式サイト

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概要と特徴

AD-EDITについて 〜ニッポンのウェブ屋のためのCMS〜

添付画像 AD-EDIT(アド・エディット)は、これまでウェブ制作会社が自社開発してきたコンテンツ管理用のCGI群を寄せ集め、コンテンツマネジメントシステム(CMS)として一本化したパッケージです。

元々、テレビ放送局や行政機関、不動産会社、中古車販売会社などのサイトで作成してきたコンテンツ管理用システムがベースになっており、ウェブ制作会社向けに開発されています。

PCサイトのみならず、i-mode公式サイトやEZウェブ公式サイトなどの携帯サイトでの運用も実際に行われており、運用面においてウェブ制作会社のノウハウが蓄積されたシステムとなっています。

[由来1] Adding Content Editor
     (ウェブページに)コンテンツ管理エディタを追加する
[由来2] Advertisement Editing Tools
     広告や広報物を編集する道具たち

の2つの意味を掛け合わせたものから「AD-EDIT」っていう製品名になってます。
 

AD-EDIT2の特徴 開発コンセプト

AD-EDITは、「ウェブ制作会社向け」で開発されています。
ひとつの入力画面でPCサイトと携帯サイトを同時構築できるのが大きな特徴です。

また、サイトデザインにおいては、DreamweaverやビルダーなどのHTMLエディタで作ったスキンHTMLファイルを読み込んでから表示しますので、ふつうにウェブデザイナーであれば、レイアウトとかのカスタマイズは簡単かもです。

【開発コンセプト】
◆日本の携帯用サイトと従来のウェブサイトを同時構築できる
◆システムとデザインが完全に切り離されている
◆複数の人間でサイト構築・運用が出来る
◆スキンファイル(テンプレート)は、HTMLファイルである
◆HTMLとCSSだけ分かればいろんな表現ができる
◆面倒なDB設定が不要で敷居が低い
◆フォルダ単位(ディレクトリ単位)で運用できる
◆システム設置は5分以内で完了できる
◆他のCMSやHTMLコンテンツと共存できる
◆特定機能だけ部品的に使えてツブシが効く
◆PCサイト/携帯サイトのデュアル構築ができ、分離も出来る
◆操作の難易度が低く、「おまじない」など変な知識を覚えなくても良い
◆顧客への運用や導入に時間をとられない
◆将来への運用に備えアップデート機能を標準装備する
◆アップデートもシステム設置と同様に5分以内で完了できる
 
ですので、WEB屋的視点で設計されているため「CMS」というよりは「簡易CMS構築システム」的に利用したほうが良いかもしれません
 

AD-EDIT2の開発経緯

添付画像
今から約10年前、当初のAD-EDITは、新着情報や資料ダウンロード、FAQページといった管理画面付きの更新システムをCGIとしてバラバラにセットアップしていました。
もちろん、ウェブ制作会社が静的ページをHTMLエディタでちまちま作っていた時代の話です。

特殊な開発案件があるたびに、特定企業ご誂えのワンオフシステムを、
何度も開発しなければいけないといった悪循環な状態が約2年ほど続きました。

ちょうどその頃、XOOPS や PLONE、joomlaといったCMSが登場したのですが、
モジュールやプラグインも少なく、ドキュメントの多くが英語だったため、
人材の乏しい地方のウェブ制作会社では到底手が出せるようなものではありませんでした。

2002年頃まで、当時のCMSを振り返ると、
「英語に慣れたプログラマやSEが普通にいる大手ウェブ制作会社向けのCMS」
というような印象があります。

それから、2005年頃まで、CMS関連ドキュメントの日本語化が進み、
ようやく日本語の環境でちょっと勉強すればCMSを設置できるようになりました。

しかし、クライアントの要求仕様を満たすCMSは、それでも約6割程度。
その多くの案件が、XOOPS、MovableType、joomla、Pukiwiki WordPressの5つで占めてました。

では、残りの4割の案件は、何がネックだったか?
◆PHPで作られたテーマファイルや、文字コードを意識するなど、
 ビジュアルデザインするにもプログラマやSEの手助けが必要。
 もちろんバナー1個変えるだけでもプログラマやSEの手助けが必要。
◆FTPで数千ファイルをアップする時間や、面倒だったMySQLの設定など、
 CMSのセットアップやアップデートにかなりの時間と経験を要する。
◆サイト構築に関わる人間は、SEやプログラマでなく、ちょっとかじった程度の社員。
 高度技術を要する部分が多く、サイト構築時の担当分けが難しい。
◆新機能の実装などを行う際に、県外発注が多く、開発工程がコントロールできない
◆当時のほぼすべてのCMSで、日本独自規格の携帯サイトの構築が困難。

こういった経験から、
「作業効率性や管理ページの共通点、出力ページの共通点を見出してシステム化できれば」
という所から2006年よりAD-EDITの開発がスタートしました。

また、2008年オープンソースとして公開したことで、
多くの制作実績のノウハウが蓄積され、より使いやすいシステムに成長し続けています。
 

利用傾向とメリット&デメリット

【一般的メリット】
◆素人〜玄人向け
◆インストールやカスタマイズが比較的簡単かも・・
◆ページ編集は基本的にテキスト入力だけなので編集が楽!
◆クレジット(著作権表記)を消さない限り、無償で利用可能
◆メールフォームが簡単作成できます
◆ブログや掲示板、カレンダーなんかも簡単に設置できます
◆GoogleMapページも簡単作成できます
◆携帯サイトも対応してます
◆管理画面上で簡単にアップデートできます
◆多くのレンタルサーバーで運用可能です

【ウェブ屋的メリット】
◆インストールは、2ファイルのFTPアップロードからスタートできます
◆デザインのカスタマイズは、難しいプログラム言語の知識は不要です
◆スキンファイルがDreamWaverとかビルダーとかの汎用エディタで作成可能です
◆perlとsendmailだけしか使えないサーバーでも運用できます
◆オープンソースなので、改造は勝手にやってください
◆サポートの付いた有償ライセンスもあります
◆ライセンス料金もリーズナブルな設定です
◆編集に高度な操作が不必要なのでクライアントへの導入も楽です

【AD-EDITが得意とするサイト】
◆一般的な中小企業、零細企業のサイト
◆芸能人や著名人の公式サイト
◆お祭りやイベントなどの公式サイト
◆テレビ番組などの公式サイト
◆独立行政法人などの小規模組織のサイト
◆小中学校や大学の学部などの小規模組織のサイト
※普通に20〜30ページ程度のサイト作りに適しています

【AD-EDITが苦手とするサイト】
◆ポータルサイト(ブログポータルやショッピングポータルなど)
◆コミュニティサイト(グループウェアやSNSなど)
◆ショッピングサイト(ショッピングカート機能など)
※他の専門のCMSをご利用下さい
 

AD-EDITの落とし穴

◆デザインスキンが少ない
 案件ごとにオリジナルデザイン。。なのでご協力おねがいします!
 余裕ができたら、そのうちオリジナルを増やします。

◆プラグインやモジュールなどが少ない
 大げさなプロジェクトチームで作られてもないし、
 日本語限定の国際的なCMSでないため、モジュールが少ないです
 著名な外国製CMSですと、たくさん開発者がいるのですが
 AD-EDITは5人未満の零細企業で開発されてて開発協力者も少ないのでご容赦ください

◆昔ながらのウェブ制作のように、ディレクトリの概念が必要
 ※なるべくディレクトリ構成を意識しないでサイト構築できるようにはしてます

◆最後に、本文中に、普通にHTMLタグを使用できる分、Flash貼り付けたりと自由度は高いですが、使い方によっては、このシステム自体、CMSとして失格かもしれません。
 
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