AD-EDIT(アド・エディット)は、これまでウェブ制作会社が自社開発してきたコンテンツ管理用のCGI群を寄せ集め、コンテンツマネジメントシステム(CMS)として一本化したパッケージです。
元々、テレビ放送局や行政機関、不動産会社、中古車販売会社などのサイトで作成してきたコンテンツ管理用システムがベースになっており、ウェブ制作会社向けに開発されています。
PCサイトのみならず、i-mode公式サイトやEZウェブ公式サイトなどの携帯サイトでの運用も実際に行われており、運用面においてウェブ制作会社のノウハウが蓄積されたシステムとなっています。
[由来1] Adding Content Editor
(ウェブページに)コンテンツ管理エディタを追加する
[由来2] Advertisement Editing Tools
広告や広報物を編集する道具たち
の2つの意味を掛け合わせたものから「AD-EDIT」っていう製品名になってます。
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今から約10年前、当初のAD-EDITは、新着情報や資料ダウンロード、FAQページといった管理画面付きの更新システムをCGIとしてバラバラにセットアップしていました。
もちろん、ウェブ制作会社が静的ページをHTMLエディタでちまちま作っていた時代の話です。
特殊な開発案件があるたびに、特定企業ご誂えのワンオフシステムを、
何度も開発しなければいけないといった悪循環な状態が約2年ほど続きました。
ちょうどその頃、XOOPS や PLONE、joomlaといったCMSが登場したのですが、
モジュールやプラグインも少なく、ドキュメントの多くが英語だったため、
人材の乏しい地方のウェブ制作会社では到底手が出せるようなものではありませんでした。
2002年頃まで、当時のCMSを振り返ると、
「英語に慣れたプログラマやSEが普通にいる大手ウェブ制作会社向けのCMS」
というような印象があります。
それから、2005年頃まで、CMS関連ドキュメントの日本語化が進み、
ようやく日本語の環境でちょっと勉強すればCMSを設置できるようになりました。
しかし、クライアントの要求仕様を満たすCMSは、それでも約6割程度。
その多くの案件が、XOOPS、MovableType、joomla、Pukiwiki WordPressの5つで占めてました。
では、残りの4割の案件は、何がネックだったか?
◆PHPで作られたテーマファイルや、文字コードを意識するなど、
ビジュアルデザインするにもプログラマやSEの手助けが必要。
もちろんバナー1個変えるだけでもプログラマやSEの手助けが必要。
◆FTPで数千ファイルをアップする時間や、面倒だったMySQLの設定など、
CMSのセットアップやアップデートにかなりの時間と経験を要する。
◆サイト構築に関わる人間は、SEやプログラマでなく、ちょっとかじった程度の社員。
高度技術を要する部分が多く、サイト構築時の担当分けが難しい。
◆新機能の実装などを行う際に、県外発注が多く、開発工程がコントロールできない
◆当時のほぼすべてのCMSで、日本独自規格の携帯サイトの構築が困難。
こういった経験から、
「作業効率性や管理ページの共通点、出力ページの共通点を見出してシステム化できれば」
という所から2006年よりAD-EDITの開発がスタートしました。
また、2008年オープンソースとして公開したことで、
多くの制作実績のノウハウが蓄積され、より使いやすいシステムに成長し続けています。